2012-12-19

被災地支援グッズ販売開始

とちぎ学生未来創造会議県北支部メンバーが大学ボラセンにて、被災地支援グッズの販売をしています。期間は21日まで。時間は10:40~14:20。売れ行きは上々のようです。今回は学内のみですが、復興支援への関心度がかなり高いことが感じられます。

学生主体で動いている活動ですが、この販売活動を支え、理解する人々がいます。
いろいろな関わり方の繋がりの中で自分自身が動けることを、お互いに知ることも大切ですよね。

栃木県内では、宇都宮を中心に、先に活動を進めている「ふぁ・み・ゆ」という学生グループも活躍しています。復興支援活動が、ささやかなことからでもいいので、多くの人々に広がり、展開されていきますように。

2012-12-10

再起動するよ

新しい部屋にブログを移してから、訪問してくれる方がほとんどいなくて、かなり気落ちしていました。でも先週末、かざはな卒業生のSさんとOさんがひょっこりと訪ねてくれて、久々の話をたくさんしました。
その中でブログの話にもなり、「どうしたことか、50人~100人は毎日訪問者があったのに、今は皆無かなあ」と嘆いたら、なんとOさんがフェスブックでリンク先を貼り付けてくれていました。
本当にOさんありがとう。気付いたら一ヶ月も投稿できずにいました。
大反省!気を取り直し、再起動します。

ところでSさんもOさんも、紆余曲折を潜り抜け、とってもいい笑顔を私に見せてくれました。とってもまじめに一生懸命がんばっているのが本当にいいなと思いました。
卒業生の皆さん、みんなもがんばっているよね。
日々の中で、ひとつでもいいから、嬉しいことがあるといいね。

2012-11-13

ひょうたん島はどこへいく?

「ひょうたん島はどこへいく?」と題して、なんとコミュニティーソーシャルワーク講座を開催します。詳しくはホームページに掲載していますのでご覧くださいね。開催日は11月27日、18:30~。主催は当ボランティアセンター、会場も同じくです。

 なぜコミュニティーソーシャルワーク?ということですが、実は講師を依頼した飯島惠子さんとは長い付き合いになります。
飯島さんは、地域の中で、ソシャルワーカーとして、実に精力的に、本気で奮闘している方です。飯島さんから湧き出るパワーのすばらしさにいつも私は元気をもらっています。
 今回の講座は、新しく社会人として働き始めた若い方たちが、現場の状況についてこれず、戸惑いの中で葛藤している姿を目の当たりにする~という飯島さんとの話題から始まったものです。
学生の皆さんに、もっと「地域の現実を知る」ことを含め、コミュニケーションのあり方などを学ぶ機会を提供したいと考えました。

  現場の生を踏まえた話がたくさん聞けると思います。
また、ぜひ飯島さんの人柄、感性を感じてほしいとも思っています。
あと若干名、受け入れ可能です。
参加したい人は連絡ください。
  iuhwvc-nakama@iuhw.ac.jp

2012-11-05

秋深し~4年生がんばって!

栃木路はめっきり冷え込んできました。学園祭が終わり、大学はやっと平常モードを取り返してきた感があります。4年生はいよいよ国家試験が迫ってきて、緊張、集中してきていることと思います。大学生活の集大成としての国家試験突破、がんばってください。
気力、体力、自分の持てるチカラを出し切るのは、この時ぞくらいに取り組んでいってください!

2012-10-09

満喫ツアーが今年も準備進行中

国際医療福祉大学祭における満喫ツアーが今年も準備進行中です。

施設の皆さん方を、大学祭にご案内する「満喫ツアー」を、かざはなグループメンバーが、只今懸命になり、準備をしています。
卒業生の皆様、懐かしいでしょう?
今年は、若干当日ボランティアの参加が少なめではありますが、施設側の協力も得ながら、調整を図っています。
全体像の基本は、先輩の皆さん方が作ってくださっていますが、毎年の事ながら、思うように進まない部分との葛藤を、担当リーダーは味わいながら奮闘しています。
どうか「やって良かった!」と喜びあう場面を私は心から期待しています。これをやり終えると、不思議なほど、みんな逞しくなるのですよね。
同じ流すならば・・・嬉しい涙にしましょう!
みんな、踏ん張れ!

2012-09-11

「朗読ボランティアグループまつぼっくり」30周年

私のボランティア活動のルーツである、「朗読ボランティアグループまつぼっくり」の定例会に久々に参加してきました。
この10月で30周年とのことで、記念する集いをしましょうという話が出ていました。
定例会が平日となっているので、なかなか定例会には参加できず、会報を頼りの私でしたが、久々の会員の皆さんのお声は、とても張りがり、ああ、来て良かったと元気をもらい帰ってきました。

まつぼっくりは、視覚障がい者の方々のテープ図書作成グループ。
30年前、たまたま黒柳徹子さんが、自宅で毛布をかぶりながら、吹き込み作業をしていることを話されていて、私もと思い動きました。
最初はたった一人で始めた活動。
まったくの独学、手探りではじめて、少しずつ仲間もでき、まつぼっくりを立ち上げました。それから30年なんだ~!
(このころ、同時に市立図書館でのお話会も立ち上げました・・・「お話会ピノキオ」の原形・・・こちらも継続中)

今はテープからデイジー化に移行途中。
私も3日間の研修を受けたものの、先を進む会員の皆さんの動きには遅れをとっている状況です。
でも、最後の最後まで続けていたい活動です。
帰る場所・・・と思っています。
なぜなら、この活動を通して、社会との関わり方の多くを学びました。
ささやかな第一歩が、様々な分野のたくさんの活動仲間、コーディネーター仲間と出会え、あらたな活動への広がりまで、私を導いてくれました。
まつぼっくりの皆さん、これまで、活動を継続してくれてありがとう。
本当に感謝!
私も頑張って、早く皆さんに追いつかなくては!

2012-09-03

とちぎボランティアネットワーク県北の集い報告

とちぎボランティアネットワークの県北会員を中心とした集いを昨日開催しました。
場所は当ボランティアセンター。12時~15時半までの時間でしたが、中味の濃い集いになっていました。地域の前線で活動している皆さんのお話は、それぞれに迫力がありました。
さらなる連携を生む場ともなっていました。

とちぎボランティアネットワークは栃木のボランティア活動をグイグイと牽引してきた組織だと思います。特に災害に向けての動きはすごいものがあります。
それだけでなく、幅広い活動展開をしているので、ぜひHPを覗いてみてください。
http://www.tochigivnet.com/

2012-09-01

とちぎ学生未来創造会議、来週開催

とちぎ学生未来創造会議が、9月6日、7日にわたり開催されます。
卒業生の皆さんにとっても懐かしい、思い出ぎっしりですよね。
さて今年はどのようなドラマが生まれるでしょうか?
昨年は何と夏合宿セミナーでカップル誕生だったとのことは後でしりましたが、それもありで、いいなと思います。
まさしく意気投合できる仲間との出会いは、もっとも求めるところではないでしょうか。

さて、今年は那須高原が舞台となります。
那須の自然ど真ん中での、自然体験セミナーです。
第1日目は、木こりさんを囲んでのワークです。
第2日目は、その自然の中で100年後の未来に想いを馳せながらのワークになります。

もちろんキャンプファイヤーの夜も大いに楽しみです。
どうか良い天気でありますように!
きっと星がきれいでしょうね!

ところで、この新しい部屋に皆さんたどり着いているのでしょうか?
少々不安なので、どなたかコメントくださると嬉しいのですが、
よろしくお願いします。

2012-08-30

後期の活動に向けて

明日で8月も終わり。9月に入れば、秋模様になっていくでしょうね。
幼い頃から、この夏から秋への変わり目が何となく寂しくて、それはこの年齢になっても変わりなく襲ってきます。
それで、いち早く気分転換をはかりたいので、かざはなグループのリーダーの皆さんとの個別面談を企画しました。
実習やアルバイトで、まだまだ忙しい夏休みを過ごしている皆さんだと思うのですが、気持ちよく日程調整をしてくださいました。

9月5日から開始します。
前期の活動の振り返りとしては、うまく稼動できたところと、そうでないところがはっきり出ています。
いつもいうように、活動に関しての全責任は、このボランティアコーディネーターである二見にあると思っています。
活動者の皆さんだけの問題ではなく、施設側の受け入れ態勢や、コーディネーションのあり方などにも起因するところ大だと思っています。それらも踏まえながら、まずはじっくりと話をして、後期の活動体策をたてていきたいと思います。

特に1年生の皆さんの活躍を期待します。
10月の大学祭での満喫ツアーもあるしね!

2012-08-29

お待たせしました、ブログ再開です。

ようこそ、新しい部屋へ!
あっという間に夏は過ぎ去ろうとしています。
栃木路の朝夕は、ほんのり秋風を感じております。
お待たせしましたが、ブログを再開したいと思います。
国際福祉大学情報システム室のTさんに助けていただきました。
Tさん、ありがとうございます。
皆さんも、引き続きよろしくお願いします。

2012-07-29

夏祭り終わったよ

夏祭りが終わりました。総勢190名のボランティアの皆さんが集まってくださいました。心配していた雨が、後半からポツポツと・・・。でも最後まで屋外にてやり通すことができました。何と花火は、かなりの雨が降っているにもかかわらず打ち上げられましたよ。雨の中の花火なんて、そう見れるものではないですよね。なかなかの風情でした。
 
 ・オリエンテーション
午前中から準備に駆けつけてくれた学生の皆さんに救われ、余裕をもって集合時間前には受け入れ態勢は整いました。恒例のオリエンテーションでは、全員の名前を呼ばせていただきご紹介、各担当職員の紹介を兼ねたコメント。
最後の「気合」は、駆けつけてくれた郡司さん、後任の中里さん、二見の3人でやりました。涙が出そうになるのをグッと押さえ・・・エイエイオー!

 ・お囃子
 田町お囃子会の皆さんの見事な演奏。これがなくては夏祭りは始まらない。

 ・音楽パフォーマンス
切羽詰まった状況から奮起し、頑張ってた成果が出ていました。
良く声が出ていました。なす療育園の皆さんとのコラボです。

 ・ダンス
 こどもの家の中学生女子と、福祉大ダンス部有志のコラボ。
ステキでしたよ。

 ・カラオケ大会
 各施設から。今年は職員からのバンド演奏も入りました。

 主だった部分を報告しましたが、スイカ配布は那須こどもの家の子ども達がやってくれましたし、ヨーヨーコーナーは、那須サポートハウスの利用者の皆さんがボランティア参加してくれました。
そして出店は地域の皆さん、付き添いボラは学生の皆さん、駐車場係等々、本当に毎年毎年、たくさんのボランティアの皆さんに支えられて、この夏祭りは開催されます。
しっかりとボランティアコーディネーションできていただろうか
・・・という反省は必ず押し寄せてくることは承知の上で、
私はひたすらみんなの笑顔を確かめながら動いていました。

 皆さんに、心からの感謝を!


 

2012-07-25

CoCoサロンとちぎ・・・報告

「CoCoサロンとちぎ」を21日に開催しました。14名の参加者。皆さん多忙にもかかわらず参集してくださいました。このサロンの魅力は、心おきなく本音で語り合えることです。そして必ず誰かが新しい情報提供してくれること。
内容はこのブログで先にご案内申し上げたように、夏祭りのボランティアコーディネーションのプロセスを事例報告と施設見学、岩井さんからのコーディネーション力検定の話題提供。参加された皆さんの、各現場からの課題もたくさん語られました。

 この8月を迎えると13年目に入る私ですが、痛感するのは、ボランティアに関するトラブルは、すべてボランティアコーディネーション(ボランティアマネージメント)の甘さに起因するということです。
つまり、ボランティアコーディネーターである私自身のあり方に返ってきます。

 例えば、「最近、ボランティアの挨拶がない」という言葉が現場から挙がってきたとき、「現場スタッフとして、自分のほうから声をかけてくれればいいのでは?」「ボランティアへのおもいやりに欠ける言葉じゃないか」と、まず思います。
でも、その背景を追っていくと、ボランティアへの理解を求めていく努力や働きかけが足りなかったこととか思い知らされてしまいます。
それを認めながらも、「挨拶がない」という言葉だけが一人歩きしてしまうことだけは避けなければなりませんので、こういう時は、担当スタッフとじっくりと話し合います。幸いにもそれができる関係性は根底にできているのでありがたいと思います。
スタッフのほうから、「みんなが笑顔で、気持ちよく関わっていけることを目指していきたいですよね」といってくれた時は本当にうれしくて、思わず握手です。

 夏祭りが目の前に近づいてきて、ほぼ準備も整いました。でも当日が終わるまで、全く気は抜けないというプレッシャーを感じています。
「ボランティアして良かった」とボランティアの方々に思ってもらえるか、「夏祭りをやって良かった」と施設職員のみんなが思えるか、何より施設利用者の皆さんに喜んでもらえるかどうか、心に描きながらのボランティアコーディネーション。

 でもでも「みんなでつくる夏祭り」です。本当に本当にみんなのチカラを結集してこその夏祭りです。一人では何もできない。みんなでやるからこそ意味のある夏祭りです。楽しい一夜になることを願っています。どうか雨もふらないようにと(雨天決行)。

 上記のようなことも含めて語り合えたサロンでした。
サロンメンバーは、私のコーディネーターとしての踏ん張りの部分を後押ししてくれる存在でもあることを再認識した時間でもありました。



2012-07-18

夏祭りボランティア募集状況~満員御礼

国際医療福祉リハビリテーションセンター夏祭りへ向けてボランティア募集をさせていただきましたが、予定通り18日をもって締切りとさせていただきます。おかげさまで、予定の120名を超える150名の方が応募くださいました。そこにお囃子のボランティアの方々等合わせて総勢180名ほどになります。たくさんのご応募本当にありがとうございます。
 しかし、本番はこれからです。ただ今、担っていただく役割のコーディネーションと取り組んでおります。皆様のお気持ちを決して無にしないようにと、心してやっています。当日をシミュレーションしながらやるこの作業は、コーディネーターとして最も神経を使う部分です。申し込み書をかなりの時間何度も確認、にらめっこしているうちに、不思議な感覚でお一人ひとりが見えてくると、あとは我ながら驚くほどの速さで役割分担表が仕上がっていきます。
施設現場との微調整をやり、「夏祭りボランティア確認書」の発送ができるのは、20日ごろになるかと思います。お手元に届きましたらぜひご確認ください。「あなたにお願いしたいこと」としてあります。必ずしも「ご希望の活動」通りになっていないかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

 皆さんは「みんなでつくる夏祭り」の仲間です。施設で生活している方々、地域で生活している方々と「共にあること」の喜びや、笑顔あふれる夏の一夜を創ってください。皆さんのチカラを信じています。

2012-07-06

「CoCoサロンとちぎ」開催します~7月21日

今年度2回目の「CoCoサロンとちぎ」を開催します。

  開催日  7月21日(土)
  場所   国際医療福祉リハビリテーションセンターボランティアセンター

  時間及び内容 13:30~16:30(ココサロンミーティング)

     1.「リハビリテーションでの夏祭りを事例に一連のプロセスについて」二見令子
     2.全体討議
       参加者の各現場でのコーディネーションの実際等の情報交換も含めて
     3.コディネーション力検定について 岩井俊宗氏

     *サロン終了後、懇親会もあります

 当日の内容については、国際医療福祉リハビリテーションセンターの夏祭りのコーディネーションのプロセスのすべてをお話したいと思っています。
福祉施設におけるボランティアコーディネーションの集大成的要素がいっぱい詰まっています。本日も、当日に向けて準備をしているわけですが、すでにいくつかの課題と遭遇しています。毎年やっていることなのですが、関わる人々も変わる、状況も変化していくので、プロセスで起こることはさまざまです。
それらをリアルにお伝えして、「コーディネーション現場を追う」ことを皆さんとやってみたいと思っています。
 また、参加される皆さんのコーディネーション現場のお話もお互いにきけるといいなと思います。
お楽しみは岩井さんから、コーディネーション力検定の詳しい説明が聞けることです。

 関心のある方ならば、どなたでも参加大歓迎です。
iuhwvc-nakama@iuhw.ac.jp 二見まで申し込みください。
お待ちしています。


嬉しいこと

嬉しいことってあるものだな・・・そのような出来事が起こると、元気出てきますよね。このブログを読んでくださる皆さん、最近嬉しいことありました?
できたら、「嬉しいこと」をミニテーマとしてコメントを寄せていただけませんか?
このところ、かなり疲れ気味の私だったのですが、昨日は一気に元気回復しましたよ。

 元気印の、まさしくひまわりのような笑顔で、我らが「かざはな代表」が、
「二見さん、はが路100km徒歩の旅のブログで、二見さんのことが語られていますよ」と教えてくれました。その内容は、早速ブックマークさせていただいたのでご覧ください。毎年たくさんの福祉大学生が参加をしていて、本当にチカラをつけて帰ってくるので、以前から強い関心はありました。
何かの話をしていて、個性的であったり、しっかりと自分の意見を言ってくる人に、
「もしかしてあなた、はが路に関わってた?」と質問すると、十中八九、「はい」という返事が返ってくるほど。
 ひまわり娘さんも、当然のように、はが路にかかわりながら代表をやっているので、本来は彼女の紹介から始まっているのですが、私のことまで紹介してくださいました。
思いがけないところから元気をいただきました。
Iさん、お心遣いありがとうございました。
本当に嬉しいです。
何よりもお互いの共通点をたくさん感じることができたことが嬉しいです。


2012-06-23

あの夏祭りがやってくる!

あの夏祭りがやってきます。
福祉施設におけるボランティアコーディネーションの集大成の現場と私が捉えている夏祭りです。昨年は173名ものボランティアが参加してくださいました。
今年こそは雨よふらないで・・・と今から祈っています。
詳しくはホームページにもアップしていますのでご確認ください。

 大勢のボランティア参加のある行事で、コーディネーション上一番工夫をするのは、
「個から全体が、全体から個が見える化」することです。
といって、難しいことではありません。
例えば「今、自分が駐車場係りをやっている・・・この時間、ほかのみんながどう動いているかがわかる資料、全体の流れを追うことができる資料」を全員に配布、オリエンテーション時に確認しあうことを必ずやります。
活動内容は施設利用者への付き添い、出店、駐車場、食券販売等。
施設利用者のボランティア参加もあります。

 施設内では夏祭り実行委員会が組まれ毎週会議をもって準備を進めています。
「ボランティアも夏祭りをつくる仲間」として、職員・ボランティアの一体感の中で動くことができるかどうか、コーディネーション機能が試される時でもあります。
毎年のことながら、だんだんと私の頭の中は熱くなっていき、当日が最高に高揚している状態になります。
 「お互いが共にあること」を実感する夏の一夜、みんなで動く感動を分かち合いたいと・・・ボランティアコーディネーターは、夏祭りに向け始動しました。

 あなたもぜひ夏祭りをつくる仲間になってください!
 たくさんのボランティア参加を待っています!

2012-06-17

那須野ヶ原青年会議所創立40周年に寄せて

那須野ヶ原青年会議所創立40周年、おめでとうございます。

 那須野ヶ原青年会議所の皆様との出会いは、国際医療福祉大学が設立された当時にさかのぼります。そのころ、私は大田原市ボランティア連絡協議会の会長をしていました。国際医療福祉大学の鈴木五郎先生、那須野ヶ原青年会議所の岡さんと、三者が出会うべくして出会い、めざしたものは、大田原市内の様々な形で活動しているボランティア団体の方々と一つのテーブルで繋がる場でした。
 それは一方「災害時のボランティアネットワーク」を創る・・・ということも目的の中に掲げておりました。しかし、「災害時の・・・」ということが、うまくイメージされないというか、深く理解を得ることができないままでした。それでも、那須野ヶ原青年会議所が事務局を担ってくださり、「大田原ボランティアの集い実行委員会」を結成しました。当時約50団体が大田原市内でボランティア活動をしており、その方々に呼びかけながら、数年にわたり毎年ボランティアの集いを開催していました。(現在は休止状態)

 実は、大学のボランティアセンターの「IUHWボランティアセンター」という、センスの良い素敵な看板は、那須野ヶ原青年会議所から贈呈されたものです。
その看板を眺めるたびに、「私は何をめざす?」ということを、心に問いかけております。日本ボランティアコーディネーター協会がめざす社会の一つとして、「人々が自由に社会づくりに参画する社会」を掲げております。
まさしく那須野ヶ原青年会議所の皆さん方は、40年にもわたり、地域の中の旗頭として、社会づくりに参画され続けておられます。

 ますますのご活躍、ご発展を・・・そしてこれからも「繋がって」くださいますよう
お願い申し上げます。


2012-06-01

かざはな卒業生の皆様へ~頑張っていますか?

ボランティアグループかざはな卒業生の皆様、元気に頑張っていることと思います。
早、6月です。職場にも慣れてきたころでしょうか?
皆さんの後輩が、実にいい活動展開をしてくれています。
「楽しくやろう、全員参加!」を合言葉に掲げて、各リーダーの動きも良くて、傍にいる私もたくさんの元気をもらいながら仕事をしています。何と総代表が頑張って「かざはな便り」を発行していますよ。HPにアップしていますので、ぜひ見てあげてください。すでに3号です。
 先日、ひょっこりと福島で働くSさんがきてくれました。「二見さんに会いたくて」と何とも嬉しいことをいってくれて、本当に私に会うためだけに帰ってきてくれました。ちょうど「丘の上コンサート」の準備で、あれこれと急ぎのことをやっていた最中で、名札作りだとかを手伝ってもらいました。卒業前に戻った感覚を私は密かに楽しんでいましたよ。Sさん、懲りずにまた帰ってきてくださいね。
あの夏祭りも7月28日ですよ。都合のつく方は、後輩たちの活躍を覗きにきてください。

福祉施設にはボランティアと共に叶えたい夢がある

福祉施設にはボランティアの皆さんと共に叶えたい夢があります。
ボランティアの皆さんは、一緒に夢を叶えてくれる仲間・・・ずっとそのように想いながらコーディネーターの仕事をしています。

 5月27日、まさしく五月晴れの天気に恵まれて、「丘の上コンサート」が開催されました。
実行委員は8:30、当日ボラの方々は、9:00集合。
演奏時間は10:45~11:45という、たった30分の演奏時間。
後片付け等含め、ボランティアが解散できたのは、12:00少しまわりました。さらに実行委員会の振り返りを終えたのは午後2時少し過ぎました。
 たった30分間のコンサートのために、何日も前からの練習や準備のために費やす時間は、かなりなものとなります。それでも実にボランティアの皆さんはよく動いてくれました。
丘の上は平和でしあわせな風につつまれ、音楽を楽しむみんなの笑顔で溢れていました。
会場の丘までこれない方たちは施設の屋上で聴いていてくれていたのですが、側で職員が踊りながら、ずっと手をふってくれている姿もありました。

 吹奏楽部を含む実行委員、当日ボランティア、総勢約140人のボランティアの方たちは、「福祉施設と地域をつなぐ音楽の集い」である丘の上コンサートを、「人々で埋めつくされたコンサートにしたい」という夢を共にもってくれた仲間です。
「地域に開かれた施設」でありたいという施設のめざすところを理解し、協力してくれる仲間でもあります。

 このブログを書いている最中に、
職員が、グループホームで生活している方からのお手紙を届けてくれました。

「丘の上コンサート
 先日はお世話さまに成りました。
 お陰さまで楽しい時間を過ごしました。
 ディサービスでご一緒だった方だとか、お知り合いの方にもお目にかかれ、楽しい時間
 でした。何卒、今後ともよろしくお願いします。
                       ○○○○ホーム 住人」
 
 丘の上コンサートに参加のすべての皆さん、ありがとうございました。
                         来年もぜひやりましょうね!
                             



2012-05-04

ココサロンとちぎ~「妻鹿さんと語る会」にぜひご参加を!

「ココサロンとちぎ」は平成15年に立ち上げた、栃木県内のボランティアコーディネーターを繋ぐ会です。日本ボランティアコーディネーター協会の栃木会員が中心になり活動していますが、「ココサロンとちぎ」はボランティアコーディネーションに関心のある方は誰でも入会できます。
 「サロン活動」は、ボランティアコーディネーター協会の活動として、全国各地で展開されているものでもありますが、各地のサロンメンバーが独自のテーマを掲げ、自由に交流を深めたり、研究、研修の場としているものです。

 ココサロンとちぎのメンバーはとにかく魅力的な方たちの集まりです。
「次は何をする?」という話や、「今やりたいこと」など、様々な情報を交換、論議をしていると、ついつい時間をたつのも忘れてしまいます。
 さてさて、実は何と、日本ボランティアコーディネーター協会の代表を3月末まで務められていた妻鹿ふみ子さん(東海大学教授)をお迎えしてのサロンを開催します。
ぜひぜひ皆さんご参集あれ!

    開催日 5月25日
    時間  19:00~21:00
    場所  国際医療福祉リハビリテーションセンターボランティアセンター
    テーマ 未定 特に決めていません
    参加費 200円(飲み物代 ほか)

  *参加申し込みは 二見までご連絡ください。
    電話 0287-20-5106
    メール iuhwvc-nakama@iuhw.ac.jp


丘の上コンサートにお出かけください

丘の上コンサート~福祉施設と地域をつなぐ音楽の集い(第3回)を開催します。
施設で生活する方々や地域の皆さんが、音楽をともに楽しみ、繋がることで、お互いに心豊かないきいきとした生活を実現していきたいと願っています。

「30分間の演奏時間」という短いひとときではあります。でも5月の空の下、施設内にある丘は、さわやかな風とともに奏でられる国際医療福祉大学吹奏楽部の演奏によって、「私たちをすばらしい開放感に誘う世界へ」と一気に変わります。
この感動をぜひ多くの地域の方々とわかちあいたいと思います。
今年で3回目になりますが、地域の皆さんの参加がまだまだ少ない状況です。
いつの日か、丘が人々でいっぱいに埋めつくされるコーサートにしたいと夢描いています。吹奏楽部40名、ボランティア約80名の協力で準備を進めていきます。
このブログをご覧の皆様は、ぜひ聴衆としての参加協力をお願いします。

   開催日 24年5月27日(日)
   場所  おおたわら風花苑そばの丘
   時間  10:45~11:15
   演奏  国際医療福祉大学吹奏楽部
   主催  丘の上コンサート実行委員会

 丘の上コンサート実行委員
   ・ボランティアグループかざはな
   ・社会福祉研究会あじさい
   ・国際医療福祉大学吹奏楽部
   ・国際医療福祉リハビリテーションセンターボランティアセンター

   *実行委員も募集します。(地域の方も大歓迎です)

     問い合わせ   (電話) 0287-20-5106
           (メール) iuhevc-nakama@iuhw.ac.jp 二見まで


2012-04-07

間違いの「におい」~ウォロ4月号記事を読んで

市民活動情報誌ウォロ4月号に、間違いの「におい」~と題されたエッセイが掲載されていました。とても心に響きましたので、恐縮ですが引用させていただきます。

~「おかしい」と思いつつ声をあげず、他人任せにする例が目立つ。それは政府にも、政党にも、あるいはNPOやボランティア団体、地域の自治会にも当てはまるかもしれない。かすかな違和感に感度を研ぎ澄まし、「誰か」ではなく自分が声を上げてみる。そんな積み重ねが、世の中を少しずつ良くするのだと思う。?
       (*詳しくはぜひウォロを直接お読みください)

 かすかな違和感に感度を研ぎ澄ます・・・
この感覚を久しく忘れていたような気がします。自分が声を上げるには、まずこの「感度を研ぎ澄ます」感覚を取り戻さねばと思いました。どこからか「あなたにその感覚ありましたっけ?」という声が聞こえてきそうではありますが、少なくても「そうありたい!」と願う自分はいたと思います。
それがいつのまにか、鈍感になりつつある自分、まあいいか・・・というところにいきそうな自分がいます。
ああ、それはイヤだ~! 絶対にイヤだ!

 目を覚まそうと思います。

2012-04-06

ファシリテーター研究会設立スタートしました

4月4日、国際医療福祉リハビリテーションセンターボランティアセンターを拠点として、「ファシリテーター研究会」を設立、スタートしました。
国際医療福祉大学生15名、社会人5名の計20人のメンバーです。

 この研究会のめざすものは、ひとりひとりがファシリテーション力を身につけ、各方面にて、そのチカラを発揮できるよう、お互いに研鑽していこうということです。
特に、それぞれが所属しているボランティアサークル等に持ち帰り、より良いチームビリディングへと繋げていくことや、社会の一員としての意識を高めていくことをめざします。

 長年にわたり、たくさんの学生の皆さんと関わってきました。心惹かれる個性の持ち主や、豊かな感性との出会いは、私にとっても刺激的であったりします。でも、とても控えめであったり、会議の場などでほとんど発言しない人、自分を表現することが苦手な人など、なかなか自己主張をしながらの人間関係を創りだしていくことは難しく、悩む人は少なくありません。せっかく、大学を卒業し、社会に出ても、職場の人間関係になじめないまま挫折してしまう人たちも多くみてきました。

 「切ないほど(私も含めですが)人って不器用だな」と思うことが時々あって、どうしたらいい仲間作りや、組織作りができるのだろうと、私もさんざん悩みましたし、声をあげて泣いたこともいっぱいありました。世の中理不尽だとか、どうして分かってもらえないのかとか、悔し泣きしても、物事は何一つ解決できるわけではありません。

 ファシリテーションという思考、手法のあれこれと出会い、楽しみながら物事を紡ぎだすおもしろさを知りました。具体的な方法論を持って、めざすことを具現化していくチカラを、みんなとこの研究会の中で探求していきたいと思います。

 設立を兼ねた第1回の研究会は、すでに楽しい雰囲気がいっぱいでした。

2012-03-21

もうひとつの卒業式~全国のあじさい卒業生の皆様

国際医療福祉大学のボランティアグループ第一号、「社会福祉研究部あじさい」の皆さんと縁あって古い方の家ではありますが、丸ごと一軒提供させていただき、16年が過ぎました。合宿や、イベント準備、ミーテング・・・実に見事に使いこなす姿勢は、先輩から後輩へと受け継がれ、ただ感服あるのみです。

 その家が昨年の3月11日の震災で全壊。たくさんの励ましの言葉を寄せていただきありがとうございました。
その日は、恒例の「あじさい卒業式」の前日準備で、後輩の皆さんが、10名ほど家の中にいました。いつものように、家は皆さんの手で、工夫を凝らした装飾がされ、古い家も、翌日に向けて、さぞ晴れがましい気分であったろうと思います。
綺麗にしてもらって崩れ落ちていった家、最後の姿としては運命的なものを感ぜずにはいられません。中にいた皆さんが、一人の怪我もなく無事であったことは、本当に何よりでした。

 今は更地となった跡をこの1年間、毎日眺めながら考えてきたことがあります。

「あじさいの語り部になってください」・・・初期の卒業生の一人が、私に残してくれました。「あじさいの活動を見守り、それを語り継いでいってほしい」というのです。
以来私は、いつもこの言葉をしっかりと心に秘めて、あじさいの皆さんとの公私にわたる付き合いを続けてきました。語りきれないほどの思い出と、「あじさい」との深い絆に心からの感謝をします。

「家」が培ってくれた大きさを思い、心の整理がつかずにいることをどうしようと考え
た末、今年の「あじさい卒業式」にて、「あじさいの語り部」の任を降りることを伝えました。私たち夫婦にとって最後の卒業式出席となりました。しかし、一度できた心の絆は壊れるものではないことを確信しています。

 あじさいが、ボランティアグループとして、ますますの活躍をしていくことを期待しています。そして、全国にいるあじさい卒業生の皆さん、もちろん在校生の皆さん、たくさんの幸せを私たちにありがとうございました。
これからも、お互いにしっかり頑張って生きていきましょう。

 

2012-03-13

国際医療福祉大学卒業生の皆様へ

明日はいよいよ卒業式。おめでとうございます。
国際医療福祉リハビリテーションセンターでボランティア活動してくださったすべての皆様、たくさんのボランティア協力をいただきありがとうございました。

 皆さんは夢を叶えてくれる存在でした。
施設利用者の方々の笑顔をいっぱいにしてくださいました。
「こんなこと、あんなことやりたい・・・」と皆さんに発信すると、必ず誰かが応えてくれて、施設に駆けつけてくださったこと、また日々の活動を、主体的かつ誠実に関わってくださったこと、心からの感謝を申し上げます。


 特に今年卒業される皆さんは、「日本をゆるがす前代未聞の災害」との遭遇という体験を共にした、私にとってはまさしく同志ともいえる方々です。忘れようにも忘れられない仲間です。よくぞ、学業もボランティア活動もやり通して、頑張ってくれました。

 これからは、医療福祉の現場で専門職として、これまで培ってきたことを土台にして
社会の中で、しっかり本領を発揮されていかれるであろうと確信しています。

「自分のハートを信じて」「自分を好きでいて」心元気に生きていかれますように。
みんな~いっぱい幸せになってね!


2012-03-11

いきいきらいふ座談会が開催されました

3月10日、「いきいきらいふ座談会」が開かれました。
主催はいきいきライフフェスタ実行委員会。例年は、那須発福祉機器展を開催しておりました。しかし、昨年の震災後、福祉機器展の開催が難しい状況も生まれ、実行委員会では試行錯誤のミーティングを重ね、障がい者の方々の生活や想いの実際を知ることからはじめてみよう・・・ということで今回の開催に至っています。
 車椅子を使用しながらの地域での生活を語っていただく3名の方を囲んでの座談会でした。参加者を合わせて30名ほどの集いでした。ささやかではありますが、小さな単位でもいいから、お互いの理解を深め、繋がっていくことの心強さや、夢を共有する場が本当に必要であることを実感しました。

 
「あなたの夢を聞かせていただけますか?・あなたの夢を実現していくために不足している福祉制度・社会環境はなんでしょう?」ということで座談会はすすめられました。

 
 たくさん語られる中、車椅子で全国縦断している方の話が特に心に残りました。旅の楽しみは、その地のものを食べることでもあり、ある食堂に入ろうとしたら、段差があり入るのが困難なことが判明。そのとき、店主の方が、「チョット待ってて」といいながら、お店の前の、海が見える絶景の場所に、テーブルを設置し、食事を用意してくれたそうなのです。大写しにされたその風景、実に美味しそうな食事。ほんとに美味しかったと思います。
ワオー!でしょう?

 私たちが今後目指すべきは、この店主の方のような姿ではないでしょうか?
人とどうかかわるか・・・これはまさしく自分自身の生き様でもあります。

 生きるって大変。嬉しいことも、辛いことも山ほどあるけれど、それでも、お互いが「いいね!」といえる、その人のすてきな生き方を知る関係性が築けていけるといいなあと感じています。

2012-03-07

全国ボランティアコーディネーター研究集会終わりました

つなげよう参加の力~チカラになりたい想いを生かすコーディネーションというテーマのもと、池袋にある立教大学を会場に開催されました。全国からの参加者、当日運営ボランティア、実行委員をあわせると300人を超えての研究集会となりました。
3月3,4日と二日間にわたる分科会は27。少々気温が低い中ではありましたが、熱気に溢れた時間を堪能しました。
 私は実行委員として、連動する二つの分科会に関わらせていただきました。企画プロジェクトチームでは、初めて出会ったもの同士でチームを組んでいきますので、お互いに新鮮で、刺激的、戸惑いありで創っていくチームビルディングのプロセスが実に良かったと思います。多面的な捉え方、やり方を学ぶ場でもありました。
 当日の参加者の方々にとっては、どうだったのでしょうか。二日間とはいえ、それぞれ3時間30分という短い時間の中では、到底完全燃焼ということは無理であったろうと思います。それでも、出来る限り共有しあうことの意味を根本的に持っている人々との時間は、限られた時間とはいえ、とても貴重であったと感じています。
 
 JVCC(全国ボランティアコーディネーター研究集会)は、お互いが繋がっていることを再確認できる場でもあり、懐かしい方、恩義のある方などに再会し、たくさんの元気をもらって帰ってきました。那須塩原駅に着いたら、シンシンと降る雪が出迎えてくれました。でも3日目の今日の温かいこと。私の大好きな春を告げる水色の小さな花「オオイヌノフグリ」が道端で満開になっていてビックリです。

 

2012-02-29

ファシリテーター研究会を立ち上げます

ファシリテーター研究会を立ち上げたいと思います。
3月中を準備期間として、4月から開始できればと思います。
これは、先に紹介しました「ボランティア仲間と創るチームビルディング」の企画メンバーとの反省会から出てきた話です。
 もっともっと学びたいという声があがり、それではということでやってみようと思います。とはいえ、これもみんなで手探り状態で始めます。
「チーム思考の整理術」を身につけたファシリテーターを目指せればいいなと考えています。当然のことながら、私自身も、みんなと一緒に学んでいきたいと思います。
とりあえず、テキストは「ロジカル・ディスカッション」日本経済新聞社発行、堀公俊・加藤彰著を使いながらすすめていきたいというところまで考えています。
 
 以前にもご紹介しましたが、私がボランティアコーディネーターの仕事をしていく上で、本当に実践的に使えて、重宝している本があるのです。
上記の「ロジカル・ディスカッション」もそうですが、「チームビルディング」という本もオススメです(堀公俊・加藤彰・加留部貴行著)。

 一緒に勉強してみたいとお思いの方は、iuhwvc-nakama@iuhw.ac.jp (二見)までご連絡ください。ただ会場等の都合もあり、20名程度までとさせてください。
勉強会の場所は当ボランティアセンターになります。月1回程度の集まりでやれればと思います。
とても時間が作れないという方は、ご自分で本を読まれるだけでもよろしいのではないでしょうか?

2012-02-24

ボランティア仲間と創るチームビルディング

先にご案内した「とちぎ学生未来創造会議」が開催されました。
私が関わったのは「ボランティア仲間と創るチームビルディング」という分科会です。


                  (参加者振り返りメッセージ 一部紹介)
  ・意見、思いを存分に発言する(ダイアログ)ことの気持ち良さを感じた。
  ・多面的に物事を考えることが出来たと同時に、自分の課題も見つかった。
  ・みんなで一つのものをつくることに充実感を感じた。
  ・実際に悩むポイントにぶちあたったが、それを乗り越えるプロセスが大きな経験値
  となった。
  ・みんながいてチームが成り立つ。
  ・昨日初めて出会ったメンバーが、ミスをカバーし合える理想のチームになった。

          
 以前からあたためていたというか、ぜひともやりたかった内容の分科会でした。
企画プロジェクト(学生主体)を3ヶ月前に立ち上げ、チームビルディングしながら企画運営をすすめました。そして、当日の参加者を交えての、あらたなチームビルディングをめざす・・・というプログラムでした。つまり、企画プロジェクトの始まりが、すでにチームビルディングのスタートラインであり、そのプロセスそのものがチームビルディングであることを体感しながら、みんなは当日に向けての動き、内容を組み立てていきました。ファシリテーションの技法のあれこれを駆使しながら、ミーティングを重ねました。

 そして当日、あらたな参加者とのチームビルディングへの挑戦。
さてさて、どのように展開されるでしょうか。
当日の参加者の感性の良さに救われながら、分科会はだんだんと熱気を帯びて、しかも
楽しく進んでいきました。
 ところが二日目、どうしたことか、だんだんとファシリテーターの声が発しられなくなり、思考停止のような状況になっています。さあどうします?

 さすがに私は、「入らせてね」と分け入りました。
「みんなも気づいているだろうけど、ファシリテーターである彼は立ち往生している。メンバーであるみんなは、この場をどうするの?」「ファシリテーターの責任・・・としてこのまま知らんフリするの?」「今、目の当たり起きていることは、実際の活動現場で経験することだよね。」
「こういう場面を私はたくさんみてきたし、悩んだり、落ち込んだりする人をいっぱいみてきた。このチームビルディングの分科会をやる意味は、まさしく、今この場面、この瞬間にあると思うけど」

 その後の参加者の皆さんの動きがすばらしかった!
土壇場になって、みんなの本領が一気に発揮されていくのを感じていましたよ。

私はこの感覚を最高に美味しいと感じるのです。この味を知ったらやめられない!

分科会参加の皆さん、また一緒に、どこかで、何かできるといいですね。

   


2012-02-01

とちぎ学生未来創造会議~2月16日、17日

とちぎ学生未来創造会議は、栃木県内の学生が、「出会い・集い・語り合う」場を創ることを目的に、社会課題に気づきその解決方法をまなぶアクションプランの作成など、実践型の研修セミナーを開催したりしています。

 2007年より始めたもので、県内の大学教員、社会活動家、社会福祉協議会などの有志が学生と共に活動を行っています。県南は白鴎大学、県央は宇都宮大学、県北は国際医療福祉大学でそれぞれ支部活動も活発に展開されています。
 毎年、会議のありようは創意工夫、少しずつ形を変えています。社会人と学生が一緒に創り出す場を求めているのですが、これが、思いのほか大変です。お互いの揺らぎや葛藤が入り混じって、この5年の間に、さまざまなドラマがありました。
人が出会い、繋がって、心を通わせることは、言葉でいうほど簡単なことではないことを痛感します。でも誰一人「もうやめよう」ということがなく、それどころか「どうすれば続けていくことができるだろうか」という仲間意識の高まりや、深まりの中で継続されてきました。

 そして、まもなく「ミライカタルキャンプ」として合宿セミナーが開催されます。
 期日 2月16日~17日
 場所 栃木県青年会館・とちぎ青少年センター
 参加費 5000円
 問い合わせ先 とちぎ学生未来創造会議事務局
        (国際医療福祉大学IUHWボランティアセンター 内)
        Tel 0287-24-3719
        Eーmail:volunteer@iuhw.ac.jp

今年は支部ごとに分科会のプロジェクトを立ち上げました。現在、当日に向けて企画運営中です。学生の皆さんの大勢の参加をお待ちしています。

第1分科会 ボランティア仲間と創るチームビルディング
       ~人と人をつなぐ手法を探る
第2分科会 トモニイキル ヲ カンガエル
       ~次の一歩のために
第3分科会 震災復興・住民の生きがいづくりと地域の手仕事づくりを考える
第4分科会 途上国を知る、途上国を考える

 ちなみに私は第1分科会のプロジェクトチームに関わっています。
国際医療福祉大学の学生メンバーと共に、頭をつき合わせて取り組んでいますが、私はこのプロセスが楽しくて仕方ありません。
昔からある、有名なアーモンドの細かくなって入っているキャラメルのキャッチコピーに、「一粒で二度美味しい」というのがあります。キャラメルの中の隠し種のようなアーモンドの味に、子供心に、驚きと嬉しさがありました。
この分科会には、「参加すると二度楽しくなる」面白さが組み込まれています。
ぜひ、誘い合って参加してきてください。

                              

2012-01-26

ホームページが公開されました

ホームページ公開しました。(2012年1月24日付け)
大学ボランティアセンターも同時に公開となっています。

 ボランティアセンターの重要な役割のひとつに情報の発信・受信があります。
ブログはまもなく1年になりますが、ホームページの充実ができていなくて、やっとこの度、念願叶いました。
こちらも多くの方に閲覧いただけることを願っています。

 身内的な話になり、恐縮ではありますが、ホームページ公開までのプロセスで、私はたくさんの元気をもらいました。ホームページの管理は、当組織の東京広報室になっています。この広報室のスタッフの皆さんが、実にすばらしいのです。私にとって、分野の違う部署の「仕事のあり方を知る」良い機会となりました。
それぞれの専門領域があって、それを尊重しながら連携していく福祉現場。その基盤の部分で大事なことは、お互いの考えていること、気持ちをいかに受け止め理解していくかだと思います。このことを本当に丁寧に対応していただきました。なおかつ、目指すものを明確に、率直に主張されてくるので、必然的に私も高められていく・・・という楽しさをいっぱい感じながら、ホームページ公開を迎えました。

 とはいえ、これからが本番。皆さんにいい情報提供ができるよう、広報室との信頼関係のもとやっていきますので、ブログ同様、たくさん覗きにきてくださいね。
 「めざすものはみんなの笑顔」です。


2012-01-24

全国ボランティアコーディネーター研究集会2012のご案内

以前にも少しご紹介しましたが、全国ボランティアコーディネーター研究集会2012の開催要項が公開されています。今回、私はその実行委員もやっています。

主催 全国ボランティアコーディネーター研究集会実行委員会(JVCC)
   日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)
共催 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・21世紀社会デザイン研究学会
テーマ つなげよう参加の力~チカラになりたい想いを生かすコーディネーション    
開催日 2012年3月3日~4日
 会場  立教大学池袋キャンパス(豊島区西池袋)
 定員  250名
 参加費  13,000円(一般)
      11,000円(JVCA会員・準会員)
      *WEB早割 参加費は、それぞれ1,000円割引
 
 申し込み締め切り 2012年2月15日
          (WEB早割受付締め切り 2月1日正午)
 
 全国ボランティア研究集会は今回で18回目を迎えます。ボランティアコーディネーションに携わる人々が、全国から、分野を問わずに集う日本でも数少ない集会です。ぜひ活動分野や立場をこえた活発な議論の場として、また知識や技術をより一層磨く機会として、活用していただきたいと思います。
29の分科会が用意されています。
 詳しくは http://blog.canpan.info/jvcc2012/

 私の関わる分科会はA1/B1です。二つの分科会は連携しておりますが、どちらか一方の参加でも可能です。
分科会のテーマは「ボランティアコーディネーターが福祉施設の現場で力を発揮する働き方を探る」

 パート1(3日)A1
  ~みんなの笑顔を生み出す働き方を見つけよう~(要項文)
 ボランティアの力が存分に発揮されたとき、それは施設を支える大きな力となり、利用者・ボランンティア・職員の「みんなの笑顔」につながります。また、「開かれた施設」として認識されていきます。しかしボランティア担当者のあなたはいまだ孤軍奮闘しているのではないでしょうか?
「自分は施設の中でどう働けばよいのか?」福祉施設におけるボランティア担当者の理想像を探るプロセスから、自身の役割、存在の重要性を自己認知し、コーディネーターとしての働き方の指針を見つけてみませんか?
 
 パート2(4日)B1
  ~失敗から学ぶ~理想的な働き方を見つけよう~(要項文)
 福祉施設におけるボランティア担当者の多くは他の業務との兼務です。ボランティアや地域と連携する効果はわかっていても、その多忙な業務の中でその体制を整えるのが難しい状況にあるのではないでしょうか?そこで、これまでにも多くのコーディネーション実践をされている事例報告者の失敗例から理想的な働き方やその工夫、時間の創りだし方などのヒントをいただき、ボランティアや地域の力を引き出し、利用者・ボランティア・職員みんなの笑顔を生み出せるコーディネーターの姿を探ります。

 コーディネーターとして仕事をしていく上で、日々感じていること、問題だと思うこと
を土台として、お互いの中にある課題を引き出し、議論しあい、明日からの仕事に生かしていくことができる場にしていきたいと思います。
皆さんのこの分科会へのご参加をお待ちしています。

ぜひ、全国ボランティアコーディネーター研究集会でお会いしましょう。





 

2012-01-14

がんばってね!

2012年初メールです。おかげさまで、ブログ閲覧者がなんと1万人を超えました。皆さんありがとうございます。大きな反省として、ブログの書き込みが思うようにはできなかったことです。今年はもっと頑張って発信していきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします。

 この時期、国際医療福祉大学の4年生諸君は、国家試験に向けて「集中」の時で、みんな必死で頑張っていることと思います。それでも、本日は作業療法学科のSさんが、ひょっこりと来てくれました。「気分転換に来た・・・」ということなので、お茶を飲み、ちょうど頂いたばかりの大粒の真っ赤なイチゴを二人してほおばりました。
みんなも、眠くても、風呂は入る、しっかり食べること・・・をするんだよ。
国家試験突破だけは、自分でやるっきゃないわけで、「みんな~ガンバレヨ~!」と心の応援を送るほかありません。