2012-06-23

あの夏祭りがやってくる!

あの夏祭りがやってきます。
福祉施設におけるボランティアコーディネーションの集大成の現場と私が捉えている夏祭りです。昨年は173名ものボランティアが参加してくださいました。
今年こそは雨よふらないで・・・と今から祈っています。
詳しくはホームページにもアップしていますのでご確認ください。

 大勢のボランティア参加のある行事で、コーディネーション上一番工夫をするのは、
「個から全体が、全体から個が見える化」することです。
といって、難しいことではありません。
例えば「今、自分が駐車場係りをやっている・・・この時間、ほかのみんながどう動いているかがわかる資料、全体の流れを追うことができる資料」を全員に配布、オリエンテーション時に確認しあうことを必ずやります。
活動内容は施設利用者への付き添い、出店、駐車場、食券販売等。
施設利用者のボランティア参加もあります。

 施設内では夏祭り実行委員会が組まれ毎週会議をもって準備を進めています。
「ボランティアも夏祭りをつくる仲間」として、職員・ボランティアの一体感の中で動くことができるかどうか、コーディネーション機能が試される時でもあります。
毎年のことながら、だんだんと私の頭の中は熱くなっていき、当日が最高に高揚している状態になります。
 「お互いが共にあること」を実感する夏の一夜、みんなで動く感動を分かち合いたいと・・・ボランティアコーディネーターは、夏祭りに向け始動しました。

 あなたもぜひ夏祭りをつくる仲間になってください!
 たくさんのボランティア参加を待っています!

2012-06-17

那須野ヶ原青年会議所創立40周年に寄せて

那須野ヶ原青年会議所創立40周年、おめでとうございます。

 那須野ヶ原青年会議所の皆様との出会いは、国際医療福祉大学が設立された当時にさかのぼります。そのころ、私は大田原市ボランティア連絡協議会の会長をしていました。国際医療福祉大学の鈴木五郎先生、那須野ヶ原青年会議所の岡さんと、三者が出会うべくして出会い、めざしたものは、大田原市内の様々な形で活動しているボランティア団体の方々と一つのテーブルで繋がる場でした。
 それは一方「災害時のボランティアネットワーク」を創る・・・ということも目的の中に掲げておりました。しかし、「災害時の・・・」ということが、うまくイメージされないというか、深く理解を得ることができないままでした。それでも、那須野ヶ原青年会議所が事務局を担ってくださり、「大田原ボランティアの集い実行委員会」を結成しました。当時約50団体が大田原市内でボランティア活動をしており、その方々に呼びかけながら、数年にわたり毎年ボランティアの集いを開催していました。(現在は休止状態)

 実は、大学のボランティアセンターの「IUHWボランティアセンター」という、センスの良い素敵な看板は、那須野ヶ原青年会議所から贈呈されたものです。
その看板を眺めるたびに、「私は何をめざす?」ということを、心に問いかけております。日本ボランティアコーディネーター協会がめざす社会の一つとして、「人々が自由に社会づくりに参画する社会」を掲げております。
まさしく那須野ヶ原青年会議所の皆さん方は、40年にもわたり、地域の中の旗頭として、社会づくりに参画され続けておられます。

 ますますのご活躍、ご発展を・・・そしてこれからも「繋がって」くださいますよう
お願い申し上げます。


2012-06-01

かざはな卒業生の皆様へ~頑張っていますか?

ボランティアグループかざはな卒業生の皆様、元気に頑張っていることと思います。
早、6月です。職場にも慣れてきたころでしょうか?
皆さんの後輩が、実にいい活動展開をしてくれています。
「楽しくやろう、全員参加!」を合言葉に掲げて、各リーダーの動きも良くて、傍にいる私もたくさんの元気をもらいながら仕事をしています。何と総代表が頑張って「かざはな便り」を発行していますよ。HPにアップしていますので、ぜひ見てあげてください。すでに3号です。
 先日、ひょっこりと福島で働くSさんがきてくれました。「二見さんに会いたくて」と何とも嬉しいことをいってくれて、本当に私に会うためだけに帰ってきてくれました。ちょうど「丘の上コンサート」の準備で、あれこれと急ぎのことをやっていた最中で、名札作りだとかを手伝ってもらいました。卒業前に戻った感覚を私は密かに楽しんでいましたよ。Sさん、懲りずにまた帰ってきてくださいね。
あの夏祭りも7月28日ですよ。都合のつく方は、後輩たちの活躍を覗きにきてください。

福祉施設にはボランティアと共に叶えたい夢がある

福祉施設にはボランティアの皆さんと共に叶えたい夢があります。
ボランティアの皆さんは、一緒に夢を叶えてくれる仲間・・・ずっとそのように想いながらコーディネーターの仕事をしています。

 5月27日、まさしく五月晴れの天気に恵まれて、「丘の上コンサート」が開催されました。
実行委員は8:30、当日ボラの方々は、9:00集合。
演奏時間は10:45~11:45という、たった30分の演奏時間。
後片付け等含め、ボランティアが解散できたのは、12:00少しまわりました。さらに実行委員会の振り返りを終えたのは午後2時少し過ぎました。
 たった30分間のコンサートのために、何日も前からの練習や準備のために費やす時間は、かなりなものとなります。それでも実にボランティアの皆さんはよく動いてくれました。
丘の上は平和でしあわせな風につつまれ、音楽を楽しむみんなの笑顔で溢れていました。
会場の丘までこれない方たちは施設の屋上で聴いていてくれていたのですが、側で職員が踊りながら、ずっと手をふってくれている姿もありました。

 吹奏楽部を含む実行委員、当日ボランティア、総勢約140人のボランティアの方たちは、「福祉施設と地域をつなぐ音楽の集い」である丘の上コンサートを、「人々で埋めつくされたコンサートにしたい」という夢を共にもってくれた仲間です。
「地域に開かれた施設」でありたいという施設のめざすところを理解し、協力してくれる仲間でもあります。

 このブログを書いている最中に、
職員が、グループホームで生活している方からのお手紙を届けてくれました。

「丘の上コンサート
 先日はお世話さまに成りました。
 お陰さまで楽しい時間を過ごしました。
 ディサービスでご一緒だった方だとか、お知り合いの方にもお目にかかれ、楽しい時間
 でした。何卒、今後ともよろしくお願いします。
                       ○○○○ホーム 住人」
 
 丘の上コンサートに参加のすべての皆さん、ありがとうございました。
                         来年もぜひやりましょうね!